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事例紹介R306@渋谷 2014
東京リノベでご紹介している事例の中でも、特に人気の「R306@渋谷」のお部屋に雑誌の取材がありました。
今までご紹介できていないお部屋の写真も撮影してきましたので、ご紹介します!
リノベーションをしてから約10年も経ったとは感じられない室内。とても綺麗にお住まいになられていました。
窓際から優しく光が差し込む室内。
コストを抑えるために、キッチンのフードとコンロは、既存のシステムキッチンの物をそのまま利用しています。
壁には黒板塗料を塗っています。
得に何かを書くわけではなく、ただ質感が好きだから、とのこと。
黒い壁に、ステンレスで統一されたキッチングッズが引き立ちますね。
この部屋のポイントとなっているのは、
壁に飾られた世界各地で見つけてきたアンティークのカメラ。
飾られている写真もご自身で撮影された写真だそう。
そしてこちらが未公開だった、スタディルームです。
元々寝室だった場所にスタディルームをつくりました。
そして寝室は、窓際に。半透明の開閉式の扉を設けることで、窓からの光を部屋の中まで届けます。
寝室は部屋の奥に、という固定概念にとらわれない自由な発想は、建築家の提案。
バルコニーだった部分をサンルームにしました。入居当初からいる愛猫も、気持ちよさそうにお昼寝をしていました!
バスルームの浴槽も、既存のものを利用しました。
そのままの壁に丸いタイルを敷き詰めるだけで、素敵な雰囲気に。愛猫用の窓も付いています。
ユニットバスではない、古い浴室だったからこそできるリノベーションですね。
玄関からの様子です。廊下の先にドアを設けず、スタディルームの壁も半透明にすることで、光の通り道ができます。
むき出しの天井には、配管が張り巡らされています。元々は、セントラルヒーティング!だったのだとか。
そして良く見ると、なにやら壁に埋まっています。「RESTAURANT」の文字が!どうやらマッチ箱のようです。
昭和46年当時のマッチ箱でしょうか。故意に埋めたのか…落ちて気付かなかったのか…ぼんやりと過去の職人に思いを馳せてしまいます。
こちらの物件は、当時まだこれほどリノベーションが流行ってはいなかった約10年前にリノベーションした物件。
シンプルで質の良いものを使用している室内は、古さや時代の流行りを感じさせません。
むしろ馴染んで、味が出てきてこれから増々良くなっていくでしょう。それもリノベーションの良いところのひとつではないでしょうか?
Data
所在地 : 東京都渋谷区
家族構成 : 夫(アートプロデューサー)
妻(ディスプレイデザイナー)
専有面積 : 84.59㎡
建築年 : 昭和46年
構造 : 鉄筋コンクリート造
工事費用 : 550万円 (2005年時点。設計費除く。)