都心で自分に合ったデザインが選べるリノベーション

郊外から、馴染みのある都心の住まいを求めて

趣味に没頭できる、都心のコンパクトマンションライフ

郊外から都心のコンパクトな住まいへ

郊外のゆったりとした場所で生活されていたT夫妻。

広さよりも利便性が高く、幼い頃に住んでいて馴染みのある場所で趣味に没頭できる環境を求め、都心のコンパクトな一室を購入。

仕事を引退し、ご夫婦の趣味であるクラシックギターを弾きながら快適に暮らされたいとのご希望で東京リノベを見つけていただき、ご相談いただいた。

50㎡台でもゆとりが生まれるフレキシブルな空間づくり

演奏する音の反響が良くなるようできるだけ壁で仕切らずゆったりとしたLDKで過ごしたいというご要望だったため、3DKの間取りを1LDK+WICに変更。

元々あった天井ボードを壊し天井高が確保できた事や窓からは隣接する施設の緑が見え開けた眺望が楽しめるため、平米数以上の開放的な空間となった。

ダイニングテーブルはキッチン収納も兼ねた造作家具。色味は木目が美しいチークの無垢フローリングに馴染むよう吟味した。

後ろには、これまた大きなシステムキッチン。シックなデザインですが窓から丁度良く光が入り、明るく気持ちの良い空間に。

リビング・ダイニング・キッチンとはひと続きの間取りになっているが、境目にある梁が空間をうまく区切る役割を果たしている。

LDKに隣り合うコンパクトな寝室はガラス扉で仕切られていて、フルオープンにもできるフレキシブルな仕様に変更。

奥様のご希望で壁の一面にはWilliam Morrisの壁紙を施工。色味の綺麗なブルーグレーの扉と共に、シンプルな空間の良いアクセントになっている。

玄関横に集約した水回りはゆったりとした空間が確保できるよう以前のスペースから拡張。浴室は1416サイズのものを設置した。全体的に清潔で明るくシンプルな空間の中にも柄のクロスやモザイクタイルの差し色が効いている。

大容量のキッチン収納にはコーヒーメーカーを収納できるスペースをつくったり、窓側には敢えて奥行きのあるカーテンBOXを造作し、CDなどを並べる場所をつくったり。。既製品とは違いちょっとした希望を叶える事ができるのも、オーダー型リノベーションの醍醐味。

今まで新築マンションなどにお住まいになる事が多く、既製品を多用した内装が多かったというT様。

今回無垢フローリングや天井躯体現し、塗装・石・タイルを用いるなど、設計事務所ならではのオーダーの仕上げを楽しんでいらっしゃったのが印象的でした。

【Data】

用途 : 住居

家族構成 :夫婦

構造 :RC造 共同住宅

延床面積 : 約52㎡