WORKS
事例紹介K様邸@港区
元々の内装がお施主様のお好みとマッチし、低コストでリノベーションを実施した事例をご紹介。
約50㎡ゆったり一人暮らし
真っ白な空間に
パリのアパルトマンのエッセンスをプラス
都心の一等地、最寄り駅から徒歩2分と立地に恵まれたとあるヴィンテージマンションの一室。
利便性の良さや建物の佇まい、加えて都心とは思えないほどの穏やかな陽当たりや開放的でのんびりとした眺望の良さを気に入られ購入を決められたK様。
物件探しからのご相談でしたがエリアを絞り毎週末内覧をするなど積極的に探した結果、比較的早いタイミングで物件を見つける事ができた。
条件を元にご紹介したお部屋は、約50㎡のゆったりとしたワンルーム。
室内は数年前に前のオーナーが全面的にリノベーションし、ほぼ使用されない状態の内装が残っていた。
ガラス貼りのバスルームが窓側にある一風変わった間取りだったためフィットする方がなかな現れなかったが、おひとりで生活されるK様にとってはちょうど良い間取りで、海外のような雰囲気や真っ白な空間を気に入っていただいた。
都心のため物件自体の価格がご予算ギリギリだった事もあり、住みながら替えていく楽しみも残しつつ、今回は現況の内装を活かし最小限の工事に留めることに。
弊社の過去事例でイメージを共有したり、K様が集めていらっしゃったお部屋のコラージュを元に、スムーズにリノベーションが進んでいった。
居室の入口部分。
元々あった既製品の建具を取り払い壁をつくり、白く塗装したセミオーダーの建具を新しく設置。元々備わっていたシステムキッチンはブルーだったものを上からシートを貼ったり塗装し、空間になじむよう加工した。
ブリックタイルを貼った間仕切り壁にはメインとなる建具を中心に、パリっぽさの出る雰囲気に統一。
空間全体を変えなくても、お部屋のどこか一箇所にフォーカルポイントをつくり、色味や素材、照明、取手やスイッチプレートなど細部のパーツにまでこだわる事で、低コストでも空間の雰囲気を一気に変える事ができる。
お部屋の真ん中はガラス張りの浴室が。
こちらも元々あったものに、収納付のミラーをプラスしたり、水栓金具を変更。ちょっとした変化だが、少しの変更で劇的に使いやすくなったり、さらに愛着の湧く場所に変化するのもリノベーションの醍醐味の一つ。
浴室の隣の窓からは開放的な眺望が望め、お部屋の平米数以上の広さが感じられる。
普段忙しくお仕事をされているK様にとっても、バスタブに浸かってリラックスしながら都心のビューを楽しむ事のできる贅沢な空間となった。
エントランス部分には収納を増やし、開き戸とデザインを合わせた折れ戸を制作。
内部には掃除機の充電を兼ねたコンセントを設け、生活感をださない工夫も施している。
BEFORE
Data
所在地 : 東京都港区
専有面積 : 約50㎡
建築年: 1960年代
構造 : 鉄骨鉄筋コンクリート造
プロデュース:東京リノベ